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No.10405 - 今日のひとことログ

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■LOG No.10405

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No.10405 〔654文字〕

日本語で書く学術論文でも、なぜか句読点「、」・「。」ではなく、カンマピリオド「,」・「.」を使うよう指示されていたのは「そういう慣習だから」とか「論文を出す先の学会でそう指定されているから」みたいなざっくりした認識しか持っていなかったが、もしかしてこの「公用文作成の要領」というのが影響していたのだろうか? 記事によると改訂されるらしいので、今後は学術論文でも句読点が使われるようになるのだろうか。それとも、過去との互換性(?)というか慣習を維持したまま、カンマピリオドが求められ続けるのだろうか。……と一瞬思ったのだが、この要領だと読点にはカンマ「,」を使うものの、句点にはピリオドではなく「。」を使うように書かれているっぽいので、学術論文がカンマピリオドを求める根拠は別なのかもしれない。もはやうろ覚え過ぎるのだが、そういえば学会によってはカンマ「,」+句点「。」の形式を求めてくるところもあったような……? なお、弁護士が書く文章も、カンマ「,」+句点「。」になっているらしい。
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上図はATOKの設定画面で、句読点としてどちらの記号を使うのか、句点と読点とで別々に設定できるようになっているところである。だいたい普段から論文を書いている人から来るメールの日本語文章は、句読点がカンマピリオドになっているような気がしている。本人が気に入っているかどうかはともかく、いちいち設定を変更はしないだろうからな……。(いや、元々カンマピリオドの方を気に入って、そう設定している人も居るのだろうけども。)
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