にしし ふぁくとりー:西村文宏 個人サイト

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■LOG カテゴリ「📗」に属する投稿[21件]

にししふぁくとりーHOMEに掲載している「今日のひとこと」の過去ログ(掲載履歴)です。 RSS

No.13259 〔808文字〕 📗

奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)が昔に所有していた ac.jp ドメインが、何か得体の知れない組織の手に渡っていることが分かったらしくてTwitterで話題になっていた。 ac.jp ドメインは国内に存在する学校法人しか取得できないと思っていたが、学校法人ではなくても「各種学校」みたいな条件(どんな定義なのかよくは知らないが)に当てはまれば取得できるのか。なお、奈良先端科学技術大学院大学のWebサイト自体は、2004年の時点で ac.jp ではない naist.jp ドメインに引っ越していたようなので、もう20年前には使わなくなっていたようだ。Wayback Machineで調べてみたところ、長年、新サイトにリダイレクトされていたようだが。「さすがに20年も経ったら破棄して良いだろう」みたいな判断があったのだろうか。『うん十年経っていても、一度取得したドメインは破棄しちゃダメ』という事例に使われるようになりそう……? でも、取得にそこそこ厳しめの要件がある ac.jp なら破棄しても大丈夫だとは思ってしまうよな……。なお、20年間も「単なるリダイレクト」にしか使っていなかったドメインなのだから、SEO的な価値はまったくないと思うが。20年以上前に書かれた学術論文とかには ac.jp ドメインでのURLの記載があるかもしれないけども。 〔追記〕どうやら「20年経ったから捨てても良いか」という判断ではなくて、別途 naist.ac.jp というドメインを取得したために前のを破棄したようだ。なんで既に(20年も使い続けている)ドメインがあるのに ac.jp を取り直したのかは分からないが。(まあ、取得したからには引っ越すのかもしれないが。もしかしたら権利を押さえておくためだけに取得した可能性もあるけども。引っ越す際に、今の汎用JPドメインを破棄するようなことはまさかないよな……?)

No.13199 〔1013文字〕 📗

同じVISAブランドのロゴが付いたカードでも、VISA Credit Card と VISA Debit Card がある。どちらも同じように16桁のカード番号が付与されていて(ほぼ)同じようにVISAカードとして使えるが、Credit card の方は「自身に割り振られた信用力」の上限値まで立て替え払いをしてもらえる『借金カード』であるのに対して、Debit card の方は「直結している銀行口座の残高」からリアルタイムに支払われる単なる『支払いカード』である。前者は信用力に応じて限度額が決まるが、後者は口座残高がそのまま限度額になる。なので、Credit cardを作るには審査(=どれくらいまで貸しても大丈夫かの調査)が必要だが、Debit cardは(銀行口座があって16歳以上なら)無審査で作れる。このような「クレジットカードブランドで作れるDebit card」は、VISAのほかにJCBも発行している(MasterCardにもあるらしい)。Credit Card を作る手段はいろいろあるが、Debit Card は銀行口座と直結するカードなので銀行でしか作れない(たぶん)。だいたい銀行口座を開設する際に「キャッシュカード兼デビットカード」なカードが発行選択肢にあるのではないか。このDebit cardを使うと、「初見のネット店舗で利用するための少額決済用カード」みたいなのを用意できるので、不正利用対策として良さげな気がする。その話は3年前にブログに書いた。
➡「メインカードの他にVISAデビットカードを作った理由」(2021年7月24日)
例えば VISA Credit Card と VISA Debit Card ではどちらも「VISAカード」が使える店舗で使えるのだが、サブスクリプションの支払いのように「継続的な支払い」が発生する用途には後者は使えない場合がある。Credit cardの方は信用力の範囲内で「未来の支払い」が保証されているが、Debit cardの方だと「支払えるかどうか」は口座残高次第なので『未来にも必要な残高があるかどうか』が誰にも分からないからだろう。その辺にだけはちょっと注意が必要だ。(もっとも「セキュリティ対策が充分かどうかハッキリしない初見のネット店舗」でいきなりサブスク契約する可能性は低いと思うので、特に不便に感じることはないだろうと思ってはいる。)

No.13160 〔558文字〕 📗

ケーキを10等分するためのガイドラインを引く必要があったのだが、10等分だと36度ずつ線を引かないといけないので分度器が要る。しかし、三角定規や雲形定規はあるのだが、分度器がない。家の中をいろいろ探せば出てくるかもしれないが、それも面倒だ。
何か良い方法はないものか……と思ってググったら、「Excelで円グラフを描いて印刷すれば良い」というナイスなアイデアがあったので、Excelで10項目の均等値を書いて、それを円グラフ化して印刷することにした。
10等分の円
A4サイズだと大きさが足りないので、まずはPDFにした上で、Acrobat Readerのポスター印刷機能で137%に拡大して、A4用紙2枚に印刷した。下図の紫色矢印の先の印刷プレビューでA4用紙2枚に印刷されることが見て取れる。138%にすると3枚必要で、139%以上にすると4枚必要だったので、A4用紙2枚で済む最大値が137%だった。
PDF137%印刷
最終的に印刷された紙には、端に若干の余白があるので、片方はハサミで切り、もう片方はそこを「のりしろ」として使って、両面テープで貼った。10等分の境目は、30cm定規を使って鉛筆で紙の端まで伸ばしておいた。その方が包丁を入れる際に見やすいだろうから。
なかなかうまく工作できたと自画自賛したところである。

No.10805 〔1446文字〕 📗

どんなツールでも、作者に対する「使っていますアピール」というのは極めて重要だという話もしておきたい。似たような話は過去にブログで書いたような気もするが。何か自分が気に入って使っているツールなりアプリなりがあるとする。作者に対して「使っています」というアピールをしなければ、作者側は「使われている」という事実が把握できないので、いつかモチベーションが失われた時点で「もういいか」とあっさり消される可能性もある。作者本人が自分のためにそのツールを使い続けているとハッキリ分かっている場合にはあまり心配しなくて良いかもしれないが。てがろぐを開発するきっかけ(前身)になったのは、「Fumy News Clipper」という2000年代に作ったフリーCGIなのだが、これは他者に使われている気がさっぱりしていなかったし、(機能も少なかったので)私自身も使い続けてはいなかったから、数年(5~6年くらい?)は無更新のまま放置されていたのではないか。その後、たまたま熱烈な利用報告と機能要望が届いたので、ちょっと開発を再開する気力が湧いて、さらにそれを発展させた別ツール(てがろぐ)を作り始めた。なので、その利用報告がなかったら、てがろぐは間違いなく存在しなかったのである。今では私自身もてがろぐを毎日使っているが、てがろぐの開発を始めた時点では、自分がここまで毎日使うツールになるとは全く思っていなかった。なので、(少なくとも当初は)自分の需要を満たすために作り始めたわけではなかったので、利用報告や要望が届かなければ開発モチベーションを得られなかっただろう。私はWebに上げた情報をできるだけ消さずに残しておきたい方針で居るので、「Fumy News Clipper」も含めて過去に製作したツールは(需要の多寡に関係なく)ずっとWeb上にあったのだが、そういう方針ではない人が作ったツールは、もしかしたらその「無風の5~6年」の間のどこかで消えてしまっていてもおかしくない。消えてしまえば、新たな利用者が増えることもないので、例え自分が気に入って使っていても、開発が再開することもなく、誰もメンテしてくれなくなるのだ。だから、気に入って使っているツールがあるのなら、作者に「使っています」というアピールはちょくちょくしておく方が望ましいのである。私が「要望歓迎」と書いているのは、(もちろん本当に要望を歓迎しているというのもあるが)「要望」という形なら連絡を送りやすいだろうと言う考えもある。用事もないのに「使っています」と言うためだけに連絡を送ってくるユーザは滅多に居ないだろうから。もう何のツールだったかさっぱり忘れてしまったが、昔々に開発した何か(Windows用フリーソフトだったかもしれない)で、Ver.1の仕様があまり気に入らなかったので、どうせ使っている人も居ないだろうからと、Ver.2では全く過去との互換性のない新仕様で開発して公開したことがある。すると、「バージョンアップできないのだが何が悪いのだろうか?」というような質問が来て、使っている人が居たのか、と初めて気付いた、ということもあった。(仕様が全く異なるのでバージョンアップはできない、と説明するしかなかった。)使っている人が居ると分かっていれば、過去との互換性も考慮した形でVer.2を作ったと思うのだが。というわけで、自分が気に入って使っているツールがあるのなら、その作者への「使っていますアピール」は重要なのである。

No.9632 〔887文字〕 📗

5月に閉園した神戸市立の水族園「須磨海浜水族園」で3年前まで使われていたドメイン sumasui.jp が放棄後に第三者に再取得されていたようで、『一見すると水族園のテキストが書かれているが、リンクをクリックするとオンラインカジノに誘導するコンテンツが表示されるサイト』に変貌していると分かったらしい。毎日新聞に記事が出ていた。この3年間、誰からも指摘されなかったのか……。^^; いつになったら、(行政機関のような影響力の高い組織のWebで使われてきた『誰でも再取得できる汎用ドメイン』では)ドメインを放棄したらダメだと理解されるようになるのか。とはいえ、「短いドメインを使いたい」&「閉鎖した施設のドメイン維持費を税金で払い続けるのはどうなのか」という問題は分からんではない。神戸市のWebサイトで使われているドメインは www.city.kobe.lg.jp なのだが、さすがにこのドメインのサブドメインを使って例えば sumasui.city.kobe.lg.jp などとするのは長すぎる、という意見は理解できる。もうちょっとこの lg.jp を地域関係なく sumasui.lg.jp みたいな感じで使えるようにはならないのだろうか? lg.jp ドメインなら地方公共団体しか取得できないのだから、ドメインを放棄しても問題にはならない。日本レジストリサービスの「LGドメイン名登録等に関する技術細則」を読むと、『<行政サービス用ラベル>.lg.jp』というドメインも取得可能なようなのだが、この条件をもっと緩和して、地方自治体が好きな名前で取得できるようにはできないものなのか。もしくは、公営施設でしか使えない専用の pf.jp(public facility)とかみたいな新たなドメインを用意してあげたら……。なお、この3年間は kobe-sumasui.jp ドメインを使って運営されていたらしい(このドメインは今も生きている)。指定管理者が交代した3年前に公式サイトを刷新したらしいが、その際にドメインも取り直していたようだ。なんで取り直すんだよ……。orz

No.9564 〔2444文字〕 📗

ノートPCのWindows10で、スタートメニューを開こうとすると、スタートメニューの中身が不完全にちらほら表示される程度の状態で1~2秒くらい経った後に、スタートメニュー自体が落ちる。その後はWindowsを再起動するまでスタートメニューは一切表示されない。ただ、スタートボタンを右クリックするとサブメニューは見えるし使える。スタートメニューの設定を弄ってみても解決しない。ただ、タブレットモードのようにスタートメニューを全画面表示させる設定に変えてみると、スタートメニューは何度でも開く……のだが毎回3~4秒後には落ちる。どちらにしても(スタートメニューが表示されている数秒間に)どこをクリックしても無反応で、メニューとしては機能しない。……という面倒くさい問題に直面した。

管理者権限のコマンドプロンプトから「sfc /scannow」を実行してみたところ、「Windowsリソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらは正常に修復されました。」と表示されたので、何らかのファイルは壊れていて復元されたようだが、スタートメニューの問題は解決しなかった。とりあえず、DISM(Deployment Image Servicing and Management)を /Cleanup-Image /RestoreHealth オプション付きで実行してみたが、特に意味はなさそうだった。スタートメニューは相変わらず数秒で落ちる。
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なんとなく2年半前にブログネタにした『Windows10で「設定」→「システム」を開くとウインドウが一瞬で落ちる現象の解決記録』と同種の問題なのではないかと思うのだが。スタートメニューが開かなくてもエクスプローラは使えるので、スタートメニューの実体があるフォルダを見れば、ソフトウェアの起動はそんなに問題はないけども(不便には違いないが)。頻繁に使うソフトはタイルにピン留めしてあるので、そこが使えないのも不便だが。しかし、致命的にWindowsが使えないというわけではない。スタートメニューのタイル領域が使えなくても、ショートカットをデスクトップに置いておけば代わりにはなるし。(今まで何をピン留めしていたか、という点が分からないけども。)

システム(Cドライブ)のパーティション丸ごとイメージはバックアップしてあるので、最悪でもそこから書き戻せば確実に元通りにはなるだろうけども、さすがに面倒くさいのでもうちょっと何か解決策を探したい。メインPCではないノートPCの話(※コロナ禍前までは仕事用としてはメインだったが、コロナ禍後は自宅メインPCで仕事もしているのでノートPCの出番は大幅に減った)なので、そんなにめちゃくちゃ急いで解決しないといけないわけでもない。何か大型のWindows Updateでも来てくれればそれで解決したりせんかな……と思うのだが、残念ながら既にWindows10 Ver.22H2が入っているので、これ以上の大型アップデートはなさそうだ(Win11には非対応なPCである)。

スタートメニューが使えないとはいえ、スタートボタンの右クリックで開くサブメニュー(Windowsキー+[X]キーでも開く)が使えるので、システム系ツールの起動とか、再起動やシャットダウンの操作あたりは普通にできる。いや、もしそれすらも起動しなかったとしても、ショートカットキーで操作は可能だが。(例えば、デスクトップにフォーカスがある状態で [Alt]+[F4] を押せば、Windows自体のシャットダウンとか再起動とかができるウインドウが出てくる。[Windows]+[I] を押せば設定画面が開く。[Windows]+[E] でエクスプローラが起動する……というような。) とにかく、スタートメニューが使えないだけで、それ以外の機能は(たぶん)正常なのだ。なんか、スタートメニューに変わる適当なランチャーソフトでも入れれば簡単にしのげそうな気もしてきた。(笑)

このノートPCは、2015年夏モデルのLet's noteで、2019年にSSDに換装した。PC本体は8年目だが、SSDは4年目なので、SSDの問題だとはあまり思いたくない。詳しくはリンク先のブログ記事に書いてあるが、ちょっとSSD換装時に手元が狂ってしまって、いま内蔵させてあるSSDを取り出すのが激しく大変な状態になっているので、SSDの交換はあんまりやりたくない。(笑)

Cドライブのパーティションイメージはバックアップしてあるとはいえ、最近はノートPCの起動頻度が減っているので(システムのバックアップの重要度も低下していて)最新のバックアップでも2022年9月分なので、そこから書き戻すと2022年9月の時点のシステムに戻ってしまう。ただ、それでも不都合はそんなにない可能性もあるのだが。本当に使用頻度が低下しているので、昨年の9月からシステム構成もシステム設定も何も変わっていない可能性がある(Windows Updateによって変わる分の変化はあるが)。データは別ドライブに分けてあるので(システムを)イメージから書き戻してもデータはそのまま維持されるので困らないし。そもそも「ノートPCにしか入っていないデータ」というのが存在しない。すべてのデータはメインPCと同期させてある(リアルタイムではないが)ので。
なので、バックアップ(パーティションイメージ)から書き戻して解決しても良いのだが、そこまで急いでどうにかしないといけない状況でもないので、適当なランチャーソフトでしばらくしのいでおいて、何らかのWindows Updateで解決するのを待つ……、みたいな消極的な(?)対応でも(そもそも使用頻度が低いので)良さそうな気もする。

まあ、何か調べてみて、できることは(追々)やってみるつもりだが。

No.9542 〔792文字〕 📗

ChatGPTにCSV形式のデータを渡してHTMLのtableソースに書き換えてもらった。CSVの1行目はタイトルなのでth要素でマークアップして欲しくて、2行目以降はtd要素でマークアップして欲しかったのだが、最初はあまり長い指示を出さずにステップを刻んだ方が良いだろうと考えて、初回は特に何も指示せずにただCSVソースだけを渡した。……のだけども、それでも1行目はth要素でマークアップし(下図の黄色矢印の先)、2行目以降はtd要素でマークアップした結果を出してきた(下図の緑色矢印の先)。これは、CSVの1行目に存在する文字列が「いかにもタイトルっぽい」からそう判断したのだろうか?
ChatGPT:CSV to table HTML / ChatGPT:CSV to table HTML / ChatGPT:CSV to table HTML
なお、thead要素とtbody要素も使って欲しかったので、追加で頼んだのが上図2枚目である。特に誤解が生じていたわけではないが謝られた。何かChatGPTは謝りやすい(※誤りやすい、ではなく)ような調整でもされているのだろうか?
HTMLソースがあまりにも縦長になると扱いにくいので、tr要素の中身だけは改行せずに横方向に書いて欲しかったので頼んだのが上図3枚目である。なぜかthead要素側にあるtr要素の中身だけはやってくれなかったが、tbody要素側にあるtr要素の中身は修正してくれた。できれば <tr>タグの直後や </tr>タグの直前にある改行も排除して欲しかったのだが、まあその程度は手動で修正しても良い。(その修正を日本語で頼むよりは自力で修正した方が早そうだし。)
HTMLのtableは、どう書けば良いのかは分かっているが、実際に書くのは面倒くさいので、こうやって頼めると楽だ。「tableソースに変換」という指示でたぶん通じるだろうと予想してはいたものの通じない可能性もあるかな……とほんのわずかには思っていたが、問題はなかった。

No.9453 〔204文字〕 📗

「気まずい」という表現をど忘れしてしまって、「気なんとか」という表現があったけど何だっけな……と思いつつもその言葉がさっぱり頭に浮かんでこなかったので、仕方がないのでChatAIに尋ねてみたところ、的確な答えが返ってきた。そうそう、「気まずい」だわ、と。ここでは「気味悪い」も候補に挙げられているけども。
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こういうのは、答えは明確に1つなんだけども、ググって探そうとすると面倒なケースよな。たぶん。

No.8957 〔695文字〕 📗

今のWindowsの物理パッケージはずいぶん小さいのだなと驚いた。下記写真のシャーペンと比較して頂きたい。1万6千円くらいだったのだが、配送はクロネコのネコポスで届いた(対面ではなく郵便受けに配送)。
Win11パッケージ外観 Win11 USBメモリ Win11パッケージ内側
仮想PC上にWin11の実験環境を作るためにライセンスが必要なので1個調達した。箱の中身は極小のUSBメモリ1個と、ペラい説明書きと、数十カ国語くらいの言語で注意書きが列挙された冊子だけだ。外側のパッケージが完全に日本語だし、ペラい説明書きも日本語だけなのに、注意書きの冊子だけは各国語で書かれた冊子形状になっているのはなぜなのか……? USBメモリは、本当にUSBコネクタに挿せるのか不安になるくらいの極小(というか極薄)サイズだが、別途Microsoftサイトから事前にダウンロードしておいたISOイメージからインストールしたので、USBメモリは使っていない。調達が必要なのは、プロダクトキーだけなのだ。Win11にはダウンロード版もあるが、箱版の方が安かったので箱を注文した。注文したのは昨夜だったのだが、だいたい12時間後くらいに届いた感じだ。
セットアップは無事に完了した(VMWare Workstationの仮想マシン上に)。なお、ホストOSはWin10 Proである。Win11ではなく。メインのOSをWin11にする気はない。昨年末にメインPCのメモリを32GBに増量しておいて良かった。おかげで、Win11を動かす仮想マシン側に16GBのメモリを充分割り当てられる。(最低4GBで動作するとはいえ、さすがにそれだと少なすぎるだろうから。)

No.8649 〔962文字〕 📗

昨年末にスターバックスが、ネット上からスターバックスカード(バーチャル)を贈れる新しいサービス(Digital Starbucks Card Gift)を始めた。>>8141 便利そうだったのでコーヒーをおごるページに加えておいた。今日、初めてDigital Starbucks Card Giftを受け取ったのだが、入力された名前しかこちらに伝わらない匿名度の高さで驚いた。購入画面には「贈り主のメールアドレス」という欄があるので、てっきり入力されたメールアドレスもこちらに知らされるのだろうと思っていたのだがそんなことはなく、メールの差出人は dsc.starbucks.co.jp ドメインの送信専用アドレスで、本文内にも贈り主のメールアドレスの記載はなく、ただ「入力された名前」と「入力されたメッセージ本文」だけが記載されていた。
Digital Starbucks Card Giftのメール
(▲Thunderbirdで受信したメール画面:カードイラストの下にメッセージと名前が記載されていて、その下にはスタバ側からの説明が続いていて、贈り主のメールアドレスの記載やリンクはなかった。

届くギフトメールの匿名度合いはAmazonギフト券と同じなのだが、Amazonギフト券の場合はまだ「受け取り画面」に『贈り主へお礼メッセージを返信する』という機能があるので、お礼をAmazon経由で伝えることはできる(※どこ宛てに送信されるのかはこちらからは分からないので匿名には違いない)。しかし、Digital Starbucks Card Giftの場合は、贈り主に何らかのメッセージを伝える手段が用意されていないので、(贈り主がメッセージ欄に自ら連絡手段を書かない限りは)こちらからは何もアクションできない仕様だった。贈り主にスタバ側から何らかの受け取られた旨の連絡が行っていれば良いのだが。
当初は、メールアドレスも伝えられるのだろうと思っていたので「入力するメールアドレス次第では(ほぼ)匿名にできます」みたいに案内していたのだが、伝わらないことが分かったので「匿名で送信できます」という断言に修正しておいた。(^_^;) ただ、今後もずっとその仕様が変化しないとは限らないけども。

というわけで、ここでお礼を述べておきます。ありがとうございます。(╹◡╹)ノ

No.8182 〔546文字〕 📗

25年くらい前に大学でもらった生協インターネット(大学生協が運営するプロバイダ)の広告が発掘された。通信速度33.6kbps! Web容量10MB! 払込票に郵政省と書いてある! 調べたら、郵政省が総務省になったのは2001年だった。なお、今の払込票には省庁の名称はない(民営化されたから)。4連の払込票には「ゆうちょ銀行」という記載はあった。
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表面(画像の左側)の上部に記載されているネットのメリットに
実家との連絡もインターネットメールで
メーリングリストに登録して意見を交換しあう

と書いてあって、ML(メーリングリスト)で実家と意見を交換しあうってどんな家族や!? と一瞬思ったのだが、この2行は繋がっている文章ではなくて、別々の文が2つ並んでいるだけか。(笑)
生協インターネットは今でもまだ存在するのだろうか? と思ってググったら「2024年1月末でサービス終了」という案内が出てきた。
インターネットが無料で利用できるマンションの増加、スマートフォンの普及による固定回線の減少などの理由で、大幅な会員数の減少が続き事業継続が困難な状況となっております。
大学生協に加入していることが前提条件のサービスだから、顧客は大学生だものな。今まで続いていたことが驚きな気もする。

No.6020 〔419文字〕 📗

続刊を楽しみに待っていた「さよならの言い方なんて知らない。第6巻を手に入れた。前巻からちょうど1年ぶりである。
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前巻で、物語の見方が180度変わるような全く予想しなかった背後が明かされて、この話がどう決着されるのかさっぱり分からなくなってきた。作者はいつの時点からこの展開を考えていたのかがとても気になる。1~2巻は「ウォーター&ビスケットのテーマ」というタイトルで角川スニーカー文庫から出ていて、その後に「さよならの言い方なんて知らない。」に改題されて新潮文庫nexから新たに刊行されて今回6巻まで来た。角川スニーカー文庫版の表紙では私が主人公だと認識してきた2人が描かれているのに対して、新潮文庫nex版の表紙では第1巻の時点から(誰なのか分からない)全く異なる人物が描かれてきた。これが誰なのかが判明した衝撃の巻が前巻(第5巻)だった。なので、新潮文庫に移った時点でこの展開が決まっていたのは明らかだが。

No.6013 〔261文字〕 📗

すげえ。PowerToysをVer 0.56.1にバージョンアップしたら、マウスポインタの位置をスポットライトで照らしてくれる機能が、マウスシェイク(マウスを左右に振る動作)でアクティブ化されるようになっていた……! めちゃくちゃ便利! これ、あらゆるWindowsユーザに便利なのでインストール推奨だ。
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これでもう、マウスポインタの位置が分からなくなっても、マウスを左右に振るだけの簡単操作で絶対にすぐに見つけられる。試したところ左右に3回振る(3往復する)必要があるようだ。2回では反応しなかった。

No.5711 〔796文字〕 📗

データ用のSSDを新しいものに交換した。13ヶ月ほど使っていたSunDisk製のSSDで「読めないセクタがある」というエラーが出るようになってしまったので、新たに調達したWestern Digital製のSSDに交換した。
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旧SSDから新SSDにパーティションごとクローンを作成すると、「読めないセクタがある」というエラー報告が少なくとも400回出た……。orz 400回で済んだわけではなくて、400回を超えた時点で数えるのをやめて「すべて無視」の選択をしたので、合計でどれくらい読めないセクタがあるのかは把握していない。もうちょっと早めに交換すべきだった。エラーが報告される対象のパーティションは、長期保管用のストレージとして使っている領域であって、日々のデータを蓄積するパーティションは別なので、大きな問題はないと思うのだが。念のために、エラーが出始める直前の時期に作成されたバックアップイメージを隔離して保管しておくことにした。今後、何らかの読めないファイルが出てきたら、そこから書き戻すことにする。次にPCを組むときには、やはりRAID1を構成すべきだ。バックアップイメージは、「失われたファイルがどれなのか」が特定できる場合には役に立つが、「どれなのかは分からないが何かが失われている可能性がある」みたいな状態だとバックアップから書き戻すのは難しい。幸い、「一度保管したら更新することはまずない」というストレージ用途のパーティションでエラーが出ているだけだったので、ちょっと古めのバックアップイメージから上書きさせてはみたが。バックアップと比較すると約1万ファイルほど存在しないことが分かったのだが、それはエラーで消えたのか、それとも過去の私がファイルを整理して消した結果なのか判別できない。うーむ、こんな問題があったとは。新しいSSDは、長く保ってくれると良いのだが。

No.5310 〔2824文字〕 📗

PCのデータは日々自動バックアップされる仕組みを用意してあるのだが、バックアップ先は「バックアップ用途の内蔵HDD」である。システムやデータを格納するSSDと、パーティションイメージを格納するバックアップ用HDD(※SSDではなくHDDなのは大容量が必要だから)を内蔵させてある。なので、あくまでも同一PC内でバックアップしているだけだ。この場合、ミスやトラブルでデータが失われた場合にはバックアップから復活させられるが、PC全体に及ぶ問題が起きたとき(雷にやられるとか水没するとか盗難に遭うとかランサムウェアに乗っ取られるとか)には対処できない。ので、外部の2ndバックアップもある方が望ましいよな……とは思っていた。最低限、システムドライブとデータドライブだけを外部にバックアップする用途でKIOXIAの128GBくらいのUSBメモリを調達しようかなと考えていた。最初にチェックしたときには3,480円だったが、今はブラックフライデーのタイムセールで2,955円(クーポンでさらに10%OFF)とかになっていたし。しかし、USBメモリは長期保管に向いているわけではないし、どうせならUSBポータブルHDD(またはSSD)の方が良いのではないか、と思って検索してみた。しかし、メジャー処の製品は結構な値段がするし、安い製品は品質が心配だし、何より最近のAmazon返品詐欺の被害も心配である。
ふと、SerialATA機器をUSB接続する変換ケーブルを所有していることを思い出した。それならば、内蔵用のHDDやSSDを単体で調達すれば良いではないかと。用途は「バックアップデータのバックアップ」なので、使用頻度はまあ数ヶ月に1回くらいで良いだろう。とすると、内蔵用のHDDやSSDをUSB接続するのでも問題ない。普段は箱にでもしまっておけば良いのだから。……と考えてみたところで、さらに思い出した。そういえば、退役させた内蔵HDDがいくつかあったはずではないかと。HDDは故障の予兆を感じて交換するケースもあるが、容量が足りなくて交換するケースもある。特に過去のバックアップ用HDDは、さらなる大容量が必要になって退役させたものがいくつかあった気がする。それらは容量以外には問題がないのだから、再活用しても問題ない。というわけで探してみたところ、2016年の夏頃に退役させたWestern Digital社製の1TB HDDを発見した。2010年製造なのでおそらく6年間くらいバックアップ用HDDとして使っていたのだろう。早速これを、SerialATA-USB変換ケーブルに挿してPCに接続してみた。……が、認識がおかしい。ストレージ機器だとは認識されているようだがドライブとしては認識されない。どうやら3.5インチのHDDだとUSB給電では電力が足りなくて動かないようだ……。まあ、若干そうだろうなと思ってはいたのだが。元々このケーブルは、ノートに内蔵している2.5インチHDDをSSDに交換する用途で買ったものなので、3.5インチHDDを接続したことはなかったのだ。というわけで、内蔵HDDのUSBポータブル化はできなかったのだが、せっかく発見された1TB HDDを無駄にはしたくない。ポータブルHDDで容量1TBの製品を買おうと思ったら結構な値段がするのだし。
で、メインPCには4台の3.5インチHDDまたはSSDを内蔵できる空間があるのだが、今は3台しか内蔵させていない。なのでそこに一時的に入れれば良い。HDDはフロントアクセスパネルから交換できる筐体なので、HDDを内蔵させるために筐体を開ける必要はない。HDDをストレージホルダーに4個のネジで留める手間はあるが、使用頻度は少ないのだから良しとする。早速内蔵させてみると問題なく認識した。CrystalDiskInfoによると、12,491時間ほど使ったHDDのようだ。日に換算すると520日である。電源投入回数は4,186回。結構使っているが、特にハードウェアの問題はなさそうなので、まあ、時々接続してバックアップデータをバックアップする用途なら全然問題ないだろう。
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中身はすべて必要ないので、一旦フォーマットすることに。NTFSから変更する必要もないのでクイックフォーマットをすれば高速で終わるのだと思うのだが、試しに普通にフォーマットさせてみた。1TBのフォーマットが終わるのに3時間半くらいかかるのだな。最初の頃は100MB/sくらいの速度で進んでいたが、終わりの頃は50MB/sくらいになり、終盤は25MB/sくらいになっていた気がする。ずーっと見ていたわけではないのでハッキリとは分からないが。HDDは記録位置でそこまで(4分の1になるほど)速度が変わるのか。フォーマット中でもPC上で他の作業はできるので、特に問題はなかった。
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フォーマットが終わってから、バックアップ用HDDの中からパーティションイメージの完全版(普段は高速化と容量節約のために差分バックアップされる)を、この再活用1TB HDDにコピーしてから、再度シャットダウンしてHDDを取り外した。さすがにHDDは寒い部屋の中でもほんのり暖かい。このHDDに「内蔵バックアップHDDの2ndバックアップ用途」とラベルを貼って、HDD購入時のプラケース(このHDDを買ったときのケースかどうかは分からないが、サイズは3.5インチなら何でも一緒なので問題ない)に入れて保管しておくことにする。
そんなわけで、新しい外部ストレージ機器を調達することなく、余っていたHDDで外部バックアップ手段を用意できた。今のところ、容量が1TBあればメインPCと仕事用PC両方の全パーティションのイメージ(圧縮されている)を格納しても足りるので、しばらくは問題ないだろう。あとは、数ヶ月に1回くらいこの2ndバックアップHDDのことを思い出して、時々コピーすれば良さそうだ。数ヶ月に1回だと、本当にこの2ndバックアップが必要になったときに数ヶ月分の更新内容が失われるわけだが、そもそもこのバックアップが「2重目」のバックアップなのだ。普段の完全なバックアップは内蔵のバックアップ用HDDにある。それすらも失われてしまったときに、何もかもがゼロになるのを防ぐためのバックアップなので問題ないだろう。日常のクリティカルなデータ(仕事のデータとかメールとか開発ソフトのデータとか)は、バックアップ用HDDにバックアップされるほかに、メインPC(ミニタワー)と仕事用PC(ノート)とで相互に同期しているし、ごく一部はネット上の小容量なストレージにもあるので、既に多重なバックアップになっている。なので、今回用意した2ndバックアップHDDは、本当に必要になることはまずないと考えている、保険の保険みたいなものだ。

No.5099 〔1417文字〕 📗

G7各国の中でのCOVID-19ワクチン接種率ではカナダに次いで日本が2位という話がTwitterで流れてきたので、そのソースになっているourworldindata.orgでグラフを出してみた。たしかに6月からほぼ一定ペースで線形に伸びているところはすごい。ただ、ほぼ同じ時期に勢いよく伸ばせたカナダが一番すごいが。なんでこんなに一気に伸ばせたのか。人口も理由の1つだろうか? カナダの人口は約3,800万人くらいらしいので。とはいえ、国土面積は広いのだから、人口が少ないという理由だけで打ちやすくなるわけではないだろうけども。ただ、ワクチンは数の確保が難しかったので人口が少なければ調達の難易度は下がる気はする。他国の人口は、接種率の高い順に、イタリア(約5,960万人)→フランス(6,740万人)→英国(6,720万人)→ドイツ(8,320万人)→米国(3.3億人)である。と書いてみて気付いたのだが、G7の中で一番人口が少ないのはカナダだったのか。今までそこを比較してみようと思ったことがなかったので気付かなかった。ワクチン製造会社を抱えている米国と英国はさすがに早くから伸びているが、アメリカは早々に伸び悩んでしまっている。人口が多くて国土も広いが物流も技術も高いわけだから、理由は自由すぎる国だからだろうか? 英国も65%くらいまでぐんぐん伸びていたのに今は伸び悩んでいるが、これは何故だろうか。なお、G7の枠組みで比較することにあまり意味はなさそうなので、世界で人口の多い国家ランキングで1位から11位まで(※日本が11位)の国家も比較してみた。それが2枚目のグラフである。ずーいぶん明確な差が付いてしまっている。日本の伸び方がめちゃくちゃ特徴的な気がする。(^_^;) 製薬会社を抱える米国の優位さもよく分かるが。中国は14億人も人が居るのに本当にここまで打てているのか(グラフでは10月23日時点で73.92%)。ただ、国民が何人だろうと、ワクチンの数さえ確保できていれば国家が打たせようと思えば打たせられる国ではあるとは思うが。^^; ロシアはずいぶん初期に自前のワクチンを開発したと言っていたが、まだ32%しか打てていない。たしかNewsweekの記事か何かでロシアに駐在している記者のレポートがあって、外国人でも手続きさえ踏めばワクチンを打てたというような話を読んだ気がするが。ただ、どこ製のを打てたのかは覚えていない。たしかロシア製以外もあるが何を打てるかは自分では選べず直前になるまで分からないという話を読んだことがあるのだが、それがロシアの話だったかどうかは記憶にないので別の国の話かもしれない。接種率が低いのは、単純にワクチンを打ちたい人が少ないのだろうか? ロシア人でもロシア製は打ちたくないということ? ロシアの人口は1.45億人で、日本より2千万人くらい多いだけだ。ただ国土は広いが。13.6億人のインドは残念ながらまだ23%のようだ。仮に日本と同じ分量を同じペースで調達(と接種)できたとしても10倍以上の時間が必要なわけだものな。ただ、インドは提携工場を使ってむしろワクチンを製造(輸出)している側だったような気もするのだが。ファイザー製やモデルナ製はかなり低い温度で輸送する必要があるので、交通インフラと医療設備が整っていない地域では苦しいという話がそういえばあったな、と思い出した。
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No.3995 〔820文字〕 📗

画像の遅延読み込み(画像の掲載場所付近までスクロールしない限り画像ファイルを読み込まないようにしてくれるブラウザ側の機能で、HTML5で正式に追加された仕様)は通信量削減に役立つので、最近では問答無用でimg要素にloadiong="lazy"を加えている。ただ、この属性を加える際には注意しないと、ページ内リンクの移動距離が正しくなくなって、ページ内リンクがうまく機能しなくなることがある。その原因は、img要素にwidthやheight属性を書いていないことだ。昨今、レスポンシブなデザインが当たり前になったので、img要素にwidth属性もheight属性も書かないことが多かったのだが(CSSでサイズを指定するからHTMLにサイズを書いても無駄だろうということで)、widthやheight属性を省略してしまうと、実際に画像が読み込まれるまで専有面積が分からないので、ページ内リンクで長距離を移動する際には移動先の座標がズレてしまうのだ。これを防ぐには、とりあえずwidthとheight属性をimg要素に書いておくこと。実際に表示されるサイズである必要はなく、たぶん縦横比が分かれば良いのだと思うので、画像の原寸サイズでも指定しておけば良い。このwidth・heightの両属性がHTMLにあれば、CSSと組み合わせることで画像の表示面積が分かるので、遅延読み込みによって画像が読み込まれていなくてもページ内の座標が確実に決まるから、ページ内リンクがズレることもない。HTML側でサイズの指定がなくても、CSS側でピクセル単位でサイズが指定されていれば問題はないだろうが、レスポンシブWebデザインだとたいてい画像サイズは割合で指定されているから、画像の縦横比が(HTMLから)分からないと実際の表示面積が計算できない。もしかしたら業界では当たり前のことだったかも知れないのだが、私はそこに気付くのに結構な時間が掛かってしまった。

No.3345 〔572文字〕 📗

世の中には部屋を真っ暗にしないと眠れない人も居るようだが、長年の試行錯誤から私は真逆だと分かった。私は室内にある程度の灯りがないと眠れない。もちろん真っ白な蛍光灯色の灯りで室内を照らした状態では寝ないが、淡い橙色の灯り(デスクに置けば読書が可能な程度の光量が必要で、豆電球では全然足りない)くらいはあった方が良い。光源が直接目に届かない間接照明のような感じになる配置で灯りを置いている。適度なホワイトノイズもあると望ましい。ちょうど良いのがタワーPCの稼働音(主に冷却ファンの音)なので、PCの電源は寝ているときも入れっぱなしである。ついでに液晶ディスプレイの灯りもある。寝るときに液晶ディスプレイは見ない方が良い云々と言われるかもしれないが、別にモニターの真ん前で寝ているわけではない。それは間接照明くらいにしかなっていないので何も問題ない。長年「寝るときには真っ暗に」という世間の常識(?)に縛られて気付けなかったのだが、室内に多少の明るさ(とホワイトノイズ)を維持するようになってからは明らかによく眠れるようになった。必要な明るさの目安は、壁に貼ってあるさくらたんポスターがギリギリ見えるくらいである。明るいとメラトニンの分泌が抑制されてしまうが、それは網膜に直接光が入っていたらの話なようなので、間接的な灯りだけだったら問題ないようだ。

No.3327 〔691文字〕 📗

稀に遭遇するのだが、「実際に作業してくれなくても、やり方さえ教えてくれれば良い(ので安くして欲しい)」という旨の要望を受けることがある。本当に稀で、滅多に遭遇はしないがゼロではない。しかし、「自分で作業する」のと「作業方法を教える」のとでは、後者の方が遙かに手間が掛かるのだ。「自分で作業する」場合はただ自分の頭で考えた作業を進めれば良いだけだが、「作業方法を教える」場合は(自分でもその作業を仮に進めつつ)1手1手その手順を文書化したり図示したりする手間がかかる。なので、「作業方法を教える」ということで手間が減ることはなく、むしろ大幅に手間は増えるのだ(たいていの仕事がそうだと思うが)。おそらく「ここをこう書き換えたら良い」的なアドバイスが存在すると思われているのかも知れないが、「ここをこう書き換えたら」と言えるなら、それは既に作業が完了している状態である。もちろん「ここを」の対象は少なく見積もっても数百行くらいはあるのだ。参考書を読んで学ぶ手間を省くために教師を雇ったら、教師代の方が高くつくだろう。おそらくそれは誰でも分かっているだろうが、それでもなお「やり方さえ教えてくれたら」云々と言ってしまうのは、「ちょっと方法を知れば簡単にできる」と思われているのかもしれない。もしくは、「情報は無料だ」と思われているのかもしれないが(その方がより酷い)。思うのは自由なのでその点に文句はないのだが、そういう方とは極力仕事をしたくない。経験的に、精神力を必要以上に消耗すると分かっているからだ。仕事を長く継続させる良法は、無駄に精神力を消耗してしまう機会を排除することである。

No.2230 〔161文字〕 📗

続刊の発売を心待ちにしていたのはこれだ。
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さよならの言い方なんて知らない。」第4巻(新潮文庫nex)。写真は左が新刊、右が既刊。前巻がどんな終わりだったかをしっかり確認してから新刊を読まねば、と思ったので第3巻を本棚から出していて、終わり部分だけをいま読み返した。ああ、こんな終わりだったっけ。と、ずいぶん忘れていた。

No.1804 〔543文字〕 📗

Wall Street Journalは(もちろん)日本語版を読んでいるのだが、ふと気になったので記事原文の英語版を表示させてみたところ、明らかに日本語版よりも遙かに長くて驚いた。下記画像の左端が日本語版記事で中央が原文(英語)表示だ。
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一瞬、これだけの長い英文を日本語に訳すとこの程度の文字数で済むのかなと思ったのだが、全体を俯瞰して見るとそんなわけはなかった。^^; 詳しく見ると日本語版記事は628文字くらいなのだが、原文の英語記事は8,850文字ある。試しにDeepL翻訳に掛けてみると、無料版で一括翻訳できる限界の英語5,000文字分の日本語訳結果だけでも1,975文字あった。(^_^;;; DeepL翻訳の方が冗長になるので人間が自然な日本語に訳せばもう少し短くはなるだろうが、さすがに628文字にまではならないだろう。^^;
日本語記事での記載は外観をざっくり説明しているだけで、各国の誰々が何と言った、というような詳細は省いている感じだった。
これは、後々にアップデートされるのだろうか? ニュース記事は速度も重要だろうから、まずざっくりな簡易翻訳バージョンを公開しておいて、後から完全バージョンに差し替えるとかそういうこともあるのかな、とも思ったのだが。📗
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