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No.13199 - 今日のひとことログ

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■LOG No.13199

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No.13199 〔1013文字〕 📗

同じVISAブランドのロゴが付いたカードでも、VISA Credit Card と VISA Debit Card がある。どちらも同じように16桁のカード番号が付与されていて(ほぼ)同じようにVISAカードとして使えるが、Credit card の方は「自身に割り振られた信用力」の上限値まで立て替え払いをしてもらえる『借金カード』であるのに対して、Debit card の方は「直結している銀行口座の残高」からリアルタイムに支払われる単なる『支払いカード』である。前者は信用力に応じて限度額が決まるが、後者は口座残高がそのまま限度額になる。なので、Credit cardを作るには審査(=どれくらいまで貸しても大丈夫かの調査)が必要だが、Debit cardは(銀行口座があって16歳以上なら)無審査で作れる。このような「クレジットカードブランドで作れるDebit card」は、VISAのほかにJCBも発行している(MasterCardにもあるらしい)。Credit Card を作る手段はいろいろあるが、Debit Card は銀行口座と直結するカードなので銀行でしか作れない(たぶん)。だいたい銀行口座を開設する際に「キャッシュカード兼デビットカード」なカードが発行選択肢にあるのではないか。このDebit cardを使うと、「初見のネット店舗で利用するための少額決済用カード」みたいなのを用意できるので、不正利用対策として良さげな気がする。その話は3年前にブログに書いた。
➡「メインカードの他にVISAデビットカードを作った理由」(2021年7月24日)
例えば VISA Credit Card と VISA Debit Card ではどちらも「VISAカード」が使える店舗で使えるのだが、サブスクリプションの支払いのように「継続的な支払い」が発生する用途には後者は使えない場合がある。Credit cardの方は信用力の範囲内で「未来の支払い」が保証されているが、Debit cardの方だと「支払えるかどうか」は口座残高次第なので『未来にも必要な残高があるかどうか』が誰にも分からないからだろう。その辺にだけはちょっと注意が必要だ。(もっとも「セキュリティ対策が充分かどうかハッキリしない初見のネット店舗」でいきなりサブスク契約する可能性は低いと思うので、特に不便に感じることはないだろうと思ってはいる。)
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