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No.2948 - 今日のひとことログ

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■LOG No.2948

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No.2948 〔639文字〕

EUにも公用語の指定があり、加盟国それぞれが1言語ずつ申請できる制度らしい。その結果、これまで24言語がEUの公用語になっていた。英語ももちろんその中の1つなのだが、英語をEUの公用語として申請していたのは英国だけだ。その英国がEUから離脱したことで、EUの公用語リストからも英語が削除されるのだろうか? ググってみると、「Brexit後、EUにおける英語はどうなる?」という記事に詳しい解説があった。EU市民のうち英語を母国語としているのは13%しかおらず、その多くは英国内の住民だとのこと。ググってみたところ、2019年のEU総人口は5億1350万人で、英国の人口は6665万人なので、EU総人口のうち英国人が占める割合がまさに13%だ。とすると、英国が離脱した今、英語を母国語とするEU人はほとんど居ないということだろうか。アイルランド人が490万人くらい居るのだが、彼らの母国語は英語というわけではないのだろうか?(アイルランド自体はEU公用語としてゲール語を指定しているらしい。)だとすると、英語はEU公用語からはあっさり削除されそうにも思える。ただ、先の記事によると、EU市民のうち「母国語以外で会話できる言語」としては54%が英語を挙げるらしい。たしかに、EUから遠く離れた日本人と中国人が会話する場合ですらも英語が使われるケースがあるくらいだし、事実上の世界公用語が英語のようなものだからそうなるだろう。EU内での英語の扱いがどうなるのか、ちょっとだけ気になる。
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